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原曲台無し?いやテーマを体現したカバーでは - 2015年8月再生回数上位曲

I STAND HERE FOR YOU

I STAND HERE FOR YOU

  • アーティスト: 大槻ケンヂ,小沢健二,高橋佐代子,山上路夫,増田隆宣,リック・ニールセン,大村憲司,橘高文彦,中山努,井上堯之,チープとっくり
  • 出版社/メーカー: MCAビクター
  • 発売日: 1995/08/23
  • メディア: CD
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  1. 大槻ケンヂ / 天使たちのシーン
  2. Bach, J.S. / ゴルトベルク変奏曲第2変奏(グレン・グールド 1981年)
  3. フリッパーズ・ギター / やがて鐘が鳴る
  4. Bach, J.S. / ゴルトベルク変奏曲第1変奏(グレン・グールド 1981年)
  5. Bach, J.S. / ゴルトベルク変奏曲第3変奏(グレン・グールド 1981年)
  6. The Beatles / Back In The USSR
  7. The Beatles / She Loves You
  8. namco(大野木宜幸) / MAPPY
  9. Paul McCartney / Vintage Clothes
  10. 大滝詠一 / 君は天然色
  11. 大滝詠一 / 我が心のピンボール
  12. 小沢健二 / 天使たちのシーン
  13. 古代祐三 / Sorcerian - Opening
  14. 古代祐三 / Ys - The Morning Grow
  15. 坂本龍一 / High Heels(1996)

1.は、原曲を台無しにしてるとか、好き勝手しすぎとか感じる方も多いんだろうなとは思うし、そういった感覚を否定する気持ちはありません。

でも、これはオーケンが全身でこの歌の魅力を感じまくって表現しまくってる、この曲のテーマを体現したカバーだと私は感じています。強く強く。

自らが秀逸な詩人であるオーケンは、きっとこの歌詞に打ちのめされひれ伏した上で、飲み込み自身の血肉としたのだろうと思います。具体的に歌詞のどこに打ちのめされたのか?それは歌い方でよくわかる。

その感情の奔流をあますところなく受け止め支えるピアノとギターも本当に質の高い仕事をしています。

この8月は高校の同窓会をはじめ人生振り返り系の機会が何度かあり、その度にこの歌が頭の中で流れ「くる」ものがありました。そんな機会にこの歌を聴くとそうなってしまうのは、もはや物理的法則です、私の場合は。

もちろんオリジナルも、オリジナルに小沢健二自身が感情の奔流を加えた「我ら、時」バージョンのどちらも好きですが、今月はもうとにかく脳内でオーケンがかかりつづけ、僕はそれにずっと耳を傾けていました。

小沢健二 / 天使たちのシーン 歌詞


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