庭を歩いてメモをとる

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七瀬ふたたび・最終回

NHK「七瀬ふたたび」ホームページ

[物語]
人の心が読めるテレパス・七瀬。母の死をきっかけにその能力を復活させた彼女は、同じような未知能力を持つ人々と出会いながら、自分の能力の意義について苦悩する。そんな中、未知能力研究者であり、死んでいたはずの父に出会うことになった七瀬は・・・

[感想]
こういう終わり方なんですね・・・どんなエンディングになるのか想像ができなかったんですが、意外とも思えるし予想通りとも思える不思議な感覚でした。不思議に思ったもうひとつの理由は、パクスシエンティアにも朗にもその後悪い想像がいくらでもできるのに、なぜかハッピーエンドのように感じさせる映像とのギャップでした。希望と悲劇が一体化したような。こういう感じさせ方もあるのか、という驚き。原作がどうなっているのか気になりました。それが第一印象。

全体的に感じたのは、「世間一般と違っていること」への恐怖とそこから来るコミュニケーションギャップの悲しみ、ですね。これっていろんなところで語られたり表現されたりしているものですが、こういったドラマでこういった手法で表現されているのは個人的には新鮮でした。これが第二の印象。

で、その印象ふたつをまとめて、真弓瑠璃がその後何を知ってそれをどう感じるのか、が気になっています。

原作には続編があるらしいですね。なんで続編が?ああ、気になることだらけ・・・

(2009年11月追記:七瀬三部作の原作を読みました。噂に違わぬ内容でした。)


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