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庭を歩いてメモをとる

おもしろいことや気になることのメモをとっています。

青木雄二プロダクション「パチンコ無間道」とdriving japan 2002

ディスプレイが壊れ、PCから離れた生活を始めて一週間。寂しいような、落ち着いたような感じです。メールは読んでいるものの返事はほとんど書いていないので、いろいろ不義理をしています。すみません。

さて、今日発売のビッグコミックビジネス」。毎回楽しみにしている「パチンコ無間道」の中に、今回は個人的に記念すべき一コマがありました。

この「パチンコ無間道」、「ナニワ金融道」のパラレルワールドのような作品です。舞台がパチンコ店になっているところこそ違いますが、その他のほとんど、例えば世の中の裏とからくりをあぶり出す物語はもちろん、あの独特の絵柄、えげつない店名や人名のネーミング、そして主人公の名前が「灰谷」であるところまでまさに「ナニワ金融道」そのもの。それもそのはず、この作品、青木雄二のお弟子さんが中心に描いているのです。

そのお弟子さんのひとりと、思わぬところで出会う機会がありました。1995年のリンゴ・スター大阪公演の直後、ホテルのそばをリンゴを探してうろうろしているときになんとなく話をするようになったNさんがその人。「ナニワ金融道」のアシスタントをやっているというお話をした後別れて、そのときはそれっきりでした。

しかし思わぬところで、いや予想通りの場所で再会を果たします。7年後の東京、Paul McCartney東京公演"driving japan 2002"の日、例によってポールを探してホテルFをうろうろしていたときのことでした。今度は連絡先も交換。なんと同じ西宮市民とわかり、一挙に打ち解けたものです。

次の年、連絡を取って飲みに行くことに。青木雄二さんが亡くなった後のことやポールのことを大いに語り合ったのですが、思えばそのときうかがった「構想」がこの「パチンコ無限道」だったのかもしれません。

その後もメールでたまのやりとりをしていたのですが、先週「パチンコ無間道に、よしてるさんにちなんで小さなcを描き込んでみました」との連絡が。何だろう。

この「小さなc」とは、ポールの2002年東京公演で私が着ていたTシャツのデザインのことです。他の12人のポールファンたちと一人一文字で、並ぶと「P-A-U-L-M-c-C-A-R-T-N-E-Y」になるというファンのイタさ爆発の自己満足。しかしこれがきっかけで奇跡が起こった記念すべきTシャツでもあります(詳細はマイサイトのdiriving japanページをご覧下さい。)。その小さなcをどこかに描き込んでくださったようです。

そして今日、早速「ビジネス」を買って探してみると・・・3回読み直して見つかりました、主人公の灰谷が居酒屋「談合橋」(このネーミングセンスこそまさに青木雄二)で飲んでいるときのTシャツ。小さな、視力検査の記号のようなマークが描き込まれています。おお、本当に描いてくださった!ほんのちょっとしたものですが、逆にそれがNさんと私の「秘密の約束」っぽくて何やら楽しい(ここに書いてて秘密も何もあったものではないですが)。

何より、今だに何度も読み返す「ナニワ金融道」直系の作品とポールの最高の思い出という自分にとって大事なふたつのものが、Nさんの心遣いによっていっしょになったということ自体がうれしく、記念になりました。Nさん、ありがとうございます。