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庭を歩いてメモをとる

おもしろいことや気になることのメモをとっています。

MDの曲をMP3に(3)

CDからPCに直接音楽を取り込んだ場合、取り込みソフトがCDのもつデジタル記録部分とCDDBなどのネット上のデータベースとを照合して、自動で曲名・ミュージシャン名・アルバム名などを取り込んでくれます。これはCDがデジタルデータを持つからこそできることです。

では、MDの曲をアナログで取り込んだにもかかわらず曲名等を取得するソフト"CarryOnMusic"は、どんな仕組みでそれを実現しようとしているのでしょうか。

簡単に言えば、曲の持つ波形とネット上のデータベースを照合する仕組みのようです。ものすごくおおざっぱに言えば、人間が音楽を聴いて曲名を判断するのに近い、ということかな。MusicIDという機能のようです(詳しい仕組みはリンク先をどうぞ)。

しかしそれって、ちゃんと認識するもんなんだろうか?そしてそのデータベースの充実度は?ということでそれを簡単にチェックしてみました。

まず、昨日のメモで取り込んだ22曲入りのMD。これはある方が教えてくださった「1940年〜1955年に発表された、ロックの源流となりそうな曲」のセレクション。"Come on-a My house"や"Besame Mucho","Mumbo No.5"などのメジャー曲から、ちょっと珍しい(私が知らないだけ?)の曲まで幅広く収録。メジャー曲ばかりでないということと、ポップスとしてはかなり古い年代のものなので、データベース充実度のチェックに最適かと思い選んでみたのです。取り込んだ直後、CarryOnMusicのMusicIDボタンを押すと、まず曲の波形を読み込む状態になり(東方Pen4-3GHzで1曲5秒くらい)それからネットに接続され、照合されます。

結果は・・・22曲中18曲がヒット。まずまずの成績かな。ちなみに複数の曲で、取得情報を日本語にするか英語にするかの選択ができました。

他の曲ではどうだろう。既に取り込んだMP3などを照合することもできるので、ID3タグを消していくつかチェックしてみます。

結果、最近のヒット曲はもちろん、年代物のポップスでも、メジャーなものはまずほとんどカバーしているような感じでした。洋邦問わずです。カーナビーツもOKでした。

では、クラシックは大丈夫か?曲名だけでなく、演奏者も認識するか?ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲で試してみます。すると・・・Beethoven/Violin Concerto - Isaac Stern: NY Philharmonicと、しっかりソリスト、演奏フィルまでとってきてくれました。

ということで、最初のチェックポイント「ちゃんと認識するか?」は、「かなり認識率は高い」と言えそうです。

では、もうひとつのチェックポイント「データベースの充実度は?」。メジャー曲は大丈夫ということがわかったので、どちらかというとマニア向けの曲でチェックしてみます。

大御所ポール・マッカートニーの曲ではあるものの、それほどメジャーではない(というか私は全然知らない)ミュージシャンがシングルB面曲をカバーしているケースはどうか(Ray Paul / Oh Woman, Oh Why)。結果・・・しっかり情報をとってきてくれました。なかなかやるじゃないか。

では、CD化されていない曲はどうか?同じくポール・マッカートニーの「プレス」10インチシングル盤。結果は・・・だめでした。その他、CD化されていない曲を4曲ほどチェックしましたが、軒並みアウトでした。

どうやら、CD化されていない曲はデータベースにあまり登録されていないようです。

とはいえ、総合的には、「意外と使える」という感想です。正直、まだまだ発展途上の機能だと思っていたのでこれはけっこううれしい。そんなマニアックな曲を数多く持っているわけでもないし、個人的にはこれで十分に近い。

ということで、USBオーディオプロセッサSE-U55GXBと付属のソフト"CarryOnMusic"については、個人的にはなかなか満足しています。これで体制は整ったので、これからバシバシMDの曲をPCに取り込んでいくつもりです。