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庭を歩いてメモをとる

おもしろいことや気になることのメモをとっています。

ブライアン・ウィルソンSMiLE Tour(中野サンプラザ)

音楽

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中野サンプラザ、行ってきました。

入場後、トイレに行った後グッズ売り場の列に並びましたが、既に列は2回ロビーの真ん中くらいまで延びていました。いつもながらグッズ売り場が混み合いますね、ブライアンのライブは。結局20分ほど並んで、開演予定時間にやっと買えました。開演が15分押しでほんとに助かった。

席はYさんがとってくださった1列目(ただし、その前にエクストラシートがあったので実際は5列目)のやや左より。ぴあのプレオーダーなのですが、こんなにいい席があたることもあるのですね。またしてもYさんに感謝。普段のライブでは席運はよくないほうなのですが、ブライアンのライブをこんな席で見られるのならそれもまたよきかなです。

(以下ネタばれです。)



客電が落ち、暗闇の中ステージの向かって右寄りに集まるメンバー。ブルーのライトがつくと同時に始まった"Surfer Girl"...このスタートだけでやられた、という感じです。ブライアンを寄り添うように集まったメンバーの立ち位置が、このライブでのブライアンの存在を象徴しているようです。

このアコースティックパート、3曲目の"Add Some Music to Your Day"での"Add Some, Add Some..."のコーラスが個人的にはこのパートのハイライトでした。ああ、やはり期待通りのクオリティ。

次のエレクトリックパートへは音をとぎれさせない素晴らしいつなぎで移行し、"Sloop John B."でスタート。このあたりからブライアンの顔に表情が笑顔が見られるようになります。個人的に大好きな"Desert Drive"もやってくれてうれしい。ブライアンのすごいところは、荘厳でバロックな構成の曲を書きながらも、ベースにこのロックンロールフィーリングを持っているところ。どちらかがメイン、というわけではなく、双方並び立ってのブライアンだと個人的には思っています。

休憩の後はSMiLEパート。もうこれは、素直に素晴らしいとしか言えません。「伝説の再現」という面もありますが、それよりも単純に音楽と演奏の素晴らしさに酔えるステージです。あのSMiLEが、といういかめしさを見せない演出がオフィシャルのSMiLEと同じだなと感じました。"Heroes and Villains"の中盤の笑い声や"Roll Plymouth Rock"の低音ウガチャカコーラスでの「変な」ダンス、"Vega-Table"の野菜振り回し、"Mrs. O'Leary's Cow"の消防士の帽子などもその「伝説ではなくナチュラルな、本来あるべきSMiLEの風情」を醸し出す役を担っているのかな。(それでも、"Surf's Up"などのコーラスの神々しさはやはり「伝説」「奇跡」を感じさせずにはおれないのですが。)

なんかややこしいことを書いてしまいましたが、とにかく圧倒的な曲・演奏のクオリティを浴びせられたこのステージ。おそらくオーディエンスの側も耐えきれなくなったのでしょう、"Good Vibrations"の途中でオーディエンスがほぼ同時に総立ちになりました。これぞ"Good Vibrations"・・・と鳥肌が立ったのは私だけではないはずです。

その後のロックンロールパートではたたみかけるようなドライブ感を共有。ポール・マッカートニーの時も思ったんですが、この人は名曲の持ち歌が多すぎ。しかもこんなあり得ないようなレンジで。だから、エレクトリックパートで「こんなノリのいい曲、最初のうちにやっちゃっていいのかな」なんて感じたのはまさに杞憂でした。

ラストはやはり"Love and Mercy"。すっかりライブ締めくくりの定番になっていますが、いつ聴いても胸を打ちますね。

ブライアン、ダリアン・サハナジャをはじめメンバーたちは期待通りの、いやそれ以上のものをやってくれました。

(なお、この日のセットリスト及び詳細はKzroomさんのダイアリーでまとめていらっしゃいます。)

その後は、同じライブを見ていたビートルズつながりの友人たち4名と高円寺の沖縄料理店へ移動しライブの感想からフリッパーズ、モンティ・パイソンなどの話題でしゃべりまくり。ライブの後の飲み会ってほんとうに楽しく、ありがたい。0時半に解散しました。


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